豊胸手術に保険は適用されるのか
形の良いバストにしたいという女性は多くいますが、豊胸手術には保険の適用はありません。
病気や外傷の治療をする場合に適用されるのが健康保険であり、胸を大きくしたいなどの美容上の理由で手術を受ける場合には対象外とされるからです。
豊胸手術に2013年から保険が適用されることにはなりましたが、これは乳ガンなどにより医療行為として認められた『乳房再建手術』にのみ適用となったものです。
目的が胸を大きくしたいこととは違い病気により自然な胸の形とは逸脱したバストに治療として豊胸を行う場合のみとなります。
豊胸は病気には該当しない
豊胸にすることは病気とはあきらかに違います。
自分の自己満足を目的であるととらえられるからです。
病気として認められるものには陥没乳頭の手術がありますが、これは今後陥没乳頭が原因となり授乳に障害があると思われる場合や、授乳が困難と疑われる場合の治療のための手術と考えられ40歳未満の人が対象に保険も適用とされる病気扱いと認定されますが、最終的には医師の診断によるものとなりますのでよく相談をすることが必要となります。
胸が小さいとか垂れているとかの悩みは女性のほとんどの人が感じているもので、なんとかしたいなと悩んでいる方も多いと思いますが胸を大きくしなくても生きていくことに支障はないものとされてしまいますので病気とは判断してもらえません。
もともと豊胸手術は胸に関連する病気を研究するための課程で生まれた技術ですので、胸に関する病気を治さなければ生きていくのが困難などの状況下にある人が病気に該当する訳です。
どうやら整形の仲間らしい
豊胸は、美容形成外科や美容整形外科、美容クリニックで手術を受けることが多いので整形と同じだという印象があります。
例えば二重まぶたにしたいとか、しわをとりたい、鼻を高くしたい、目を大きく見せたいという願望と同じ部類で胸を大きくするという希望が整形の仲間だと考えるからだと感じます。
字の如く形を整える為のものが整形だからです。
又保険適用外の為に高額な費用がかかるのも同じグループと捉えられる根拠の一つとなっていると思われます。
女性にしてみれば自分が綺麗になりたいと思い整形を一つの手段として利用しますが、顔だけでなく形の面でも美しくなりたいという要望は自然な成り行きですし、いつの時代でも綺麗で美しくなりたいという想いは捨てられるものではありません。
その為の中のひとつとして豊胸が存在している訳です。
プチ整形という言葉が流行した時期もありましたが、その為にかかる費用などを検討すると憧れはあるものの誰もができる訳ではないものだと思います。